次亜活性水がポリウレタン樹脂に与える影響:総集編
◇テーブル試験
ETRFで使用されているポリウレタンの塊を、下図のようにカットしてテストピースを作り、次亜塩素酸ナトリウム活性水をpH調整した薬剤に浸漬試験しました。塩素濃度は、高濃度1,000ppmから低濃度50ppm、pHはアルカリ領域12.0付近から、弱酸性領域4.0付近で調整。浸漬時間は14日間とし、評価はポリウレタン表面の褐色化、変色を目視やIR分析で確認しました。
◇臨床試験 臨床試験の方法としては、次亜塩素酸ナトリウム活性水を、シングルパス 塩素濃度50ppm、pH4.0、夜間封入塩素濃度1.0ppm、pH4.0で使用。使用期間は6ヵ月と12ヵ月としました。 評価としては、ETRFのポリウレタン樹脂表面の褐色度合いや変質を、目視とIR分析で調べました。 この試験結果を、スライドにてご報告いたします。
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